現職大学院生の網代(あじろ)です。
前回の入学編に続いて今日は生活編を書いてみたいと思います。
入学式、即授業!
入学式が終了するとすぐに授業が始まります。現職院生の多くは大学卒業以来の授業となると思いますので「えっ!?もう授業!?何を選択したらいいの??」となると思います。
学部生たちはいつの間に?という速度で友達になっており相談しながら授業を選択しています。
ここでの選択肢は二つあります。
(1)学部生に声をかけ情報を収集する。現職院生に声をかける。
(2)授業の名前で面白そうなものを判断して受けてみる。
※授業の本登録までは少し期間があります。ですので実際に受けてみて判断と
いうことが可能です
僕は(1)の勇気が出ずに(2)を選択しました。
実際にどんな授業を選択したか
授業は入学したコースによって受講できるものが決まっています。絶対に受けないといけないものも決まっています。
入学後のオリエンテーションでざっくりと説明されるのですが1度で理解するのはほぼ不可能です・・・
授業科目一覧という冊子を見ながら選択していきます。選択していく際に共通科目と呼ばれる科目の中の教科の実践的な指導に関するジャンルの中から〇単位、生徒指導から〇単位を選択し合計〇単位にしなさいという縛りがあります。
またコースの科目としてプロフェッショナル科目から〇単位、学校支援リフレクションは必須で選択して合計で〇単位取得しなさいという指定もあります。
それらの注意事項を気にしながら選択していきネット上で登録します。
登録した際に取りすぎていたり卒業にどれくらい不足しているかというのを自動で計算してくれます。
現職院生の多くは1年生の前期で学校支援と呼ばれる協力してくれる学校への行って学ぶ時間以外の単位は修得してしまっています。現職院生は前期で単位を修得してしまうことをお勧めします。
修得した場合であっても受講したい授業があれば授業をしている教授に頼み参加することは可能ですので調整などは考えずに取ってしまうことをお勧めします。
僕はM1の前期は毎日、授業が入っている状態でした。またほとんどの授業が座学中心でなくグループワークなどの活動が多いので多くの人と交流していきます。
お勧めの授業の受け方
これは僕が実践していた方法ですので真似をしたくない人はいいですが僕の中ではコスパよくいろんな方に名前を覚えてもらえるのでお勧めです。
どんな方法かというと「授業を受ける時に常に1番前に座る」です
なぜこの方法がいいかというと以下の2点のメリットがあるからです。
・教授に自然と声をかけてもらったり話する機会が出来る。
・後ろに座っている人からいつも前で熱心な人だと覚えてもらえる。
さらに「眠たくても寝れない」という自分を強制するメリットまであります。
1番前に座るだけで以上のようなメリットを得れるので僕はかなりお勧めです。
ゼミ選択
授業が開始された時期と同じタイミングでゼミ選択も始まります。教授と個人的にアポを取り面談していきゼミを決めます。僕が所属するコースは10名以上の教授がいます。僕の場合は来る段階から西川先生と決めていたのですが教授とお話する機会なんてあまりないと思い8名くらいの先生とお話させていただきました。決めていたのに少し心が揺れてしまうくらい面白くていい先生が多いです。
積極的に面談されることをお勧めします。
授業以外の時間は何をしているの?
大学の授業なので毎日フルで授業というわけではありません。また前期が終われば授業はほとんどなくなります。何をしているのでしょうか?
前期の間は空き時間にグループの人と集まってプレゼンの打ち合わせなんかを行うこともありますが基本的にはゼミ室と呼ばれる部屋で勉強しています。ゼミが決まるまでの間は図書館で勉強していました。
勉強といっても「〇〇をいつまでにしなさい」といった与えらえる勉強ではありません。自分のやりたいこと興味あることに費やす時間です。もちろん授業レポートや課題もありますが基本的に大学院での勉強は与えられるものではありません。
手を出していても誰も与えてくれません。その代わり自分でつかみにいけばどこまででも応えてくれます。
僕は教授の影響もあり経営学の本をかなり多く読みました。『イノベーションのジレンマ』『ビジョナリーカンパニー』『ブルーオーシャン理論』『フラット化する世界』『第三の波』『キャズム』といった王道の経営関係の本を読んでいきました。学校でいれば読むことのない本ばかりです。他の現職院生は研究のために論文を多く読んでいる人もいます。
M1の夏休みまではゼミの先生に相談しながら何をしたいのかをとにかくがむしゃらに探す期間にしてもいいと思います。
この時期、僕は「本を読み、自分の頭で考え対話しなさい」という言葉と「広さは深まらない、深さは広まる」という言葉を受けもがいていました。
夏休み以降の生活
長くなってしまったので夏休みを含めたこれからの生活はまた次回、お話します。
大学院進学を考えている方の参考になれば幸いです。
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