西川研究室とは

「徹底的に子どもから学び、一人も見捨てない教育・社会を実現したい!」

 西川純教授が率いる西川研究室は、最先端のアクティブ・ラーニングである『学び合い』の考え方・授業を基に、子どもたちのより良い人間関係の構築、社会に出てからも通用する能力であるコミュニケーション能力の育成を通した「一人も見捨てない教育・社会の実現」を目指しています。


『学び合い』(二重括弧学び合い)

『学び合い』とは、子ども同士で教え合い、学び合い、自発的に学習していく授業スタイルです。

『学び合い』では、まず先生が子ども達にその時間内で達成すべき課題を与えます。また、その課題を「 1人も見捨てず」「クラス全員」が達成することを求めます。

 そして、子ども達は課題達成のために、立ち歩いて他の子ども達にわからないところを聞いたり、また、わからない子に教えたりするため授業中に動き回ります。

 今までもミ二先生、班学習、ペア学習等々の子ども達のコミュ二ケーションを中心とした授業はありましたが、『学び合い』はそれにとことんこだわって発展させたものです。

 西川研究室が築いてきた理論と実践の集大成ともいえる考え方・手法の一つです。


ゼミ活動

西川研究室のゼミ活動は「個人ゼミ」「学年ゼミ」「全体ゼミ」で構成されています。

個人ゼミ

 個人ゼミは、主に個人研究について、西川先生と話し合う場です。ただ、複数の人が一緒の場所で、それぞれの課題を西川先生と話し合う場合もあります。特に後期以降は、学校支援プロジェクトに入っているチーム毎に個人ゼミを開く場合が通例です。

 個人ゼミは定期的に開かれているものではなく、西川先生にお伺いしたいことができた時に、個人で機会を設ける形を取っています。

学年ゼミ

 学年ゼミは、主に西川ゼミに入ってから『学び合い』を学習するために、学年毎に集まって議論し、集団で西川先生と議論する場です。ゼミ所属から3ヶ月ぐらいは学年ゼミを中心に『学び合い』を理解します。

全体ゼミ

 全体ゼミは、学部生と大学院年生が一同に集まって、ゼミ全体に関わることを相談・議論し、共通理解する場です。この運営は、基本的に学生が全てを取り仕切っており、ゼミ所属から卒業・修了まで一貫して行われます。

日々の息抜きに。

 西川研究室は日頃の息抜きとして、月一回のペースでスポーツ大会を開催しています。

 ソフトバレーやバトミントン、フットサルやボーリングなど種目を変えたりしながら、日頃の息抜きを行っています。西川研究室以外の研究室からも気軽に参加することができ、普段関わりの少ない人とも交流できる機会にもなっています。

 新型コロナ感染症下でも、感染症対策に留意した実施を心掛けております。


西川研究室が気になっている方へ

こちらは「西川研究室で学べること・できること」について話し合ったものを集約したものです。

 西川研究室は『学び合い』の他、学術研究や本の出版など、幅広い自由度がある研究室です。

 研究テーマを中々決められない、やるべきテーマが何かわからないという方は、西川研究室に所属してから時間をかけて決めることができます。研究テーマは『学び合い』以外のどんなテーマに打ち込んでも問題ありません。(道徳、特別活動、生徒指導、ICT、キャリア教育、特別支援教育...etc)


西川研究室に向いている人はこんな人!

・日本の教育・社会を変えたいと思っている人

・最先端のアクティブ・ラーニング、カリキュラム・マネジメント、『学び合い』を学びたい人

・学術と実践が融合した研究をしたい人

・従来型の授業力も高めたい人

・大学・大学院に入ってやるべきテーマが決まっていない人

・今までの方法に限界を感じている人

・教師になった後に不安がある人

・教採に向けて勉強したい人

 

 

是非、西川研究室へ!