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教職大学院のゼミ選びについて

上越教育大学教職大学院 教科教育・学級経営実践コース

 私が所属している上越教育大学教職大学院 教科教育・学級経営実践コースのゼミについて書いてみたいと思います。私が所属するコースの教員は、全員が実務家教員という特徴を持っています。実務家教員とは現場での勤務経験があるということです。現場で働かれた経験と研究者としての経験がある方ばかりなので現場のことをよく理解されている方が多いです。

現在、教員は15名いらっしゃいます。教員の詳細に関しては以下のリンクからご覧ください。

https://www.juen.ac.jp/kg/staff/

私が所属している西川純先生のゼミは西川先生の退官のため、残り3年で終了です。検討されている方は早めの入学をお勧めします。

ゼミ選びは大切!!

 僕が所属するコースでは、ゼミを選べば最後までずっとゼミを変更することは出来ないというわけではありません。実際に年に数名はゼミ異動を行っています。だからといって、気軽に選ぶというのはあまりお勧め出来ません。ゼミの先生とゼミ生との関係は大学院生活に大きな影響を与えます。大学院の中心は間違いなくゼミです。

 そこでお勧めなのは先生との面談とゼミ室訪問です。

 入学してから約1ヶ月の間、教員と自由に面談することが出来ます。この間に出来る限り多くの教員と話すことをお勧めします。人である以上、あう・あわないが存在します。一緒の空間で話して感じた直観はあっています。研究テーマややりたいことと一致しているかどうかということももちろん大切ですが、あうか・あわないかもとても大切です。

 ただ面談するだけでなく、あらかじめ自分で聞きたいことを準備していくのもいいと思います。どの教員の方にも同じ質問をしてみて自分の感覚に近い人、逆にまったくなかった感覚の人という基準で選ぶのいいかもしれません。

 ちなみに確実に言えることなんですが、学級経営実践コースの教員は全員が魅力的ですので、この人だと決めて入学していても面談することをお勧めします。

 ゼミ室訪問は各ゼミによって形式が異なっていますが、入学していから1ヶ月の間で行われています。普段やっているゼミに参加するタイプ、お茶会的な場所を作るタイプ、お花見に行くタイプなどなど。ここではどんな先輩が、どんな雰囲気でゼミを過ごしているかを知ることが出来ます。大学院に来ている人は、個性的な人が多いです。(個人的な感想)ですので積極的に交流して損はないと思います。大学の部活動やサークル勧誘のように、参加したら連絡先を聞かれてしつこく勧誘されるなんてことはありません。

 自分が2年・3年間を過ごす場所として居心地がいいかどうかを基準に選ぶことをお勧めします。

 残念ながらこれを読んでいる人が入学するときには私はいませんが、誰かの参考になると幸いです。