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部下の成長を上司が実感するには何が必要なのか?

冷房のない部屋で暑さに溶けそうになっているしーちゃんです。

(我が家には冷房がないので、熱くなりそうな日は午前中のうちにゼミ室に避難)

 

夏休み期間に入ってからは、比較的涼しい朝に新聞を読むようにしています。

先日おもしろそうな記事を見つけました。

部下の成長を実感する管理職が5年前に比べて減少しているという調査結果が出たそうです。「部下の成長をどう感じるか」という質問に対し、「成長している」との答えは約60%で前回の調査から15ポイント近く減少しています。

 

その要因は「社内のコミュニケーション不足」。

 

調査会社の担当者は「労働時間削減などにより、職場で余裕のある会話が減っている。テレワークが広がる中、積極的に対話の場を設ける必要がある」と分析しています。

 

また、成長を実感している管理職の方が部下とのコミュニケーションの時間が長い傾向にあるそうです。

 

確かに講師をしていた際も、普段から声をかけてくださる上司の方が何かあったときに相談しやすかったなぁと思います。

 

この上司と部下の関係は、『学び合い』の授業における教師と子どもたちとの関係と似ているような気がします。教師(上司)は全員が達成するべき課題とその期限を示し、やり方は子どもたち(部下)に任せる。

 

私は7月から非常勤講師として働いているのですが、生徒との関係を築くのに苦労しています。一気に160人近くの生徒を受け持つことになり、顔と名前が一致していない生徒がほとんど。そして非常勤講師は授業以外に生徒と接する時間は皆無なので、授業中にコミュニケーションを取るしかありません。

 

非常勤先でも『学び合い』の授業をしているのですが、全体を見ようとするあまり、生徒たちとあまりコミュニケーションを取れていなかったなと反省しています。私が介入すると生徒たちの学びを邪魔してしまうのではないかというジレンマはあるのですが…

 

”「信じて任せてみる」のは大切だけど「信じ切って委ねちゃう」のは危険”

↑先日あるSNSで目にしたある先生の言葉なのですが、今の私の心にすっと染み込みました。

 

2学期はもう少し積極的に生徒たちと関わってみようかなと思っています。