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人とつながるとは、人とつながるには

みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは!

たかしです!

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

さて、先日のブログで一樹が「みんなde『学び合い』フォーラム」に参加してのことを記事にしていましたが、そのフォーラムには僕も参加していました。

ほんっっっっとうにたくさんの学びがあったのですが、僕は

 

 

1.人にはやはり人とのつながりは必要不可欠ということ

2.「自律的な学習者を育成する」と言われているにも関わらず、教師が生徒を“管理しよう”という考えがなかなか抜けない

 

 

という事の2つです。

今回は1の人とのつながりについてお話させていただこうと思います。

 

 

 

 

 

西川先生をはじめ、西川研究室のゼミ生や『学び合い』に関わっている方々が大切にしているものって“人とのつながり”だと思います。

 

つながりって具体的になんなんでしょうか? 

どうなったらつながったといえるのでしょうか?

 

もちろん自分も人とのつながりは大切にしているので、あと2週間後に控えている採用試験の面接でも人とのつながりについて話をさせていただこうと思っています。

 

 

5月に大学院の友人がが主催した面接練習会に参加した時、面接官役の現職の人に

「人とのつながりって素敵だと思う!つながりってのが具体的になんなのかが答えれるようになったらもっといいね!」 

と言われました。

 

 

自分の答えとしては

 

助けを求められるかどうかがつながっているかどうかの一つの指標になる

 

と考えました。

 

 

名刺を交換しただけの仲だったとしても、いざという時に助けを求められればそれはつながっていますし(西川先生の言う弱いつながりはこういうことだと思います)、ずっと一緒にいたとしてもその人に助けを求められならそれはつながっているとは言えないのではないかと思います。

 

 

そして、この助けを求める仲間がいる事、また助けを求められる能力というのは社会で生きていくためには必要不可欠だと思っています。

 

それはビジネスを成功させるためとかいろんな理由がありますが、一つの大きな理由としては、自分の心を守るためという理由があります。

 

 

最近ではネットでの誹謗中傷で悲しい事件が起きてしまったという事もありますが、人と関わり方が多様になるにつれて、人とのトラブルも確実に増えます。

社会のスピードも激しいので、様々な変化に対してストレスを抱えることも多くなると思います。

 

そこで何かを話せる人、愚痴を言える人、助けを求められる人がいるのであれば、そのストレスはなくなるとは言いませんが、マシにはなると思います。

自分を社会や人間関係のストレスから守るためには、人とのつながりってものすごく大切なものではないかなと思います。

 

 

 

 

学校現場出ても、問題として代表的なものに”いじめ”があります。

 

面接の質問集にも”いじめはどうやったらなくなるか”とか、”いじめを早期に発見するためには”とかそういった項目もありますが、教師一人の力じゃどうしても全部は見つけきることはできません。いじめてる子どもは教師がいないところ、見えないところでいじめを行えば教師にはばれないですから。

 

そこで大切なのが、助けを求められる仲間、つまりつながりです。

 

教師が見えないところでのいじめを教師が早期発見するには、そのつながり伝いで把握するしかありませんし、いじめをなくすには「いじめは良くない」という風潮を子ども同士で広げるしかありません。

 

いい意味での同調圧力ですね。

 

是非自分の受け持つクラスはもちろん、そのような風潮が学年や学校、地域にも広がればいいなと思っています。 そうすれば、街がどこか温かい雰囲気になるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

しかし、現状では学校と地域はなかなかつながっていません。

みんなde『学び合い』フォーラムでは、大阪市生野区の山口区長がご講演をされたのですが、そこでおっしゃっていたこともやはりつながりの部分で、「まなべるまちづくり」を進めていくということでした。

 

山口さんが大切にされていることは「助けて」「しんどい」が言える街づくりでした。さっき自分に言っていたものに通じるところがありますよね。

 

しかし、学校って地域の中で一番「助けて」が言えない組織になっていないでしょうか?学校が弱みを見せると、「あんなところに通わせたくない」って保護者の方々に言われたりするのを怖がってしまう風潮とかもあると思います。

 

 

 

でも、そんなところで強がっている場合ではありません。

 

山口さんは、自らが「助けて」「しんどい」という事によって、地域に住むお母さん方も弱音を吐きやすくなるような環境を作っているそうです。

 

 

 

人から助けてもらうためにはまず自分の弱みを認め、それを発信する必要があります。

 

 

 

「部活動で指導者が足りなくて困っています」「どなたが学校園の畑を一緒に耕してもらえないでしょうか」

 

こうやって地域に発信している学校って決して多くないと思います。

 

でも、地域には心強い学校の味方はたくさんいます。その方々とつながって、地域ぐるみで子どもを育てることができれば、より良い教育ができますし、何よりそんな温かい地域で子どもを育ててみたいと思いませんか?

 

 

 

僕自身も積極的に自分の弱みを認め、沢山の方とつながり、より良い学校づくり、地域づくりに貢献できるよう、これからも発信を続けていきます!

 

 

 

 

 

ちょっと長くなってしまいましたね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!