こんにちは、M2のしーちゃんです。
私は小さい頃から本を読むのが好きなのですが、それは月に何度か来てくれる移動図書館のおかげでもありました。私の地元はかなりの田舎なので、子どもの移動範囲に大きな図書館はありません。それでも、移動図書館のおかげでさまざまな本に出会うことができました。
そして、小学生のころ夢中になっていたのが、「わかったさん」のシリーズです。
主人公はいつも「わかった、わかった」と返事をするので「わかったさん」と呼ばれている女の人。実家のクリーニング店の手伝いで配達に出かける道中、不思議な世界に迷い込み、そこでお菓子作りをします。
お話自体がおもしろいのと、絵が可愛らしいのとで、小学生の私は「わかったさん」シリーズが大好きでした。ストーリー仕立てでお菓子作りの手順やコツを知ることができ、巻末にレシピも載っているので、それを見ながらアップルパイやクッキーを作った記憶があります。
最近車で10分ほどの児童館に行く機会があったのですが、そこで「わかったさん」シリーズと久しぶりの再会を果たし、何か作ってみようと思い立ちました。
シリーズの中で私が選んだのは、ドーナツ。
「わかったさん」のドーナツはレモンドーナツなのです!
国産レモンの旬は冬なので、夏の今、スーパーでお目にかかることはないのですが、レモンのきゅんとした爽やかなすっぱさは夏に似合うなぁと感じます。
「まだかなぁ」とオーブンを何度ものぞきに行ったり、甘い香りがただよってくるとその香りにうっとりしたり、お菓子作りの魅力は食べる瞬間ももちろんですが、その過程にあると思います。
お菓子作りは数少ない私の趣味のひとつ。至福のひと時です。
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