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sumo love

 

 

 相撲をし始めたのは小学校3年生の時でした。その時は稽古の時間とアニメのメジャーの時間が重なっていて稽古が嫌でした。相撲を早くからやっている友達に勝つことができないでいた。

 

 

 

 中学校のとき一定の結果が相撲でも現れるようになり、道場に通うことがライフスタイルになってきた。中学高校と道場に足を運ぶ中で立場も変わり後輩に稽古をつける(胸を貸す)ことも増えてきた。

 

 

 

 

 相撲の稽古では四股、すり足、てっぽうの基本から立ち合い最初の当たりだけを練習する“いっちょ押し”、試合形式の練習“申し合い”そして仕上げの“ぶつかり稽古”がある。最後のぶつかり稽古は胸を貸し、押させて土俵を何往復かする練習である。最後の最後まで力を出させることで強くなるようにする。

 

 

 

 胸を貸す側は相手を思って相手の限界を引き出すよう見極めて土俵の残り方を加減する。ぶつかり稽古が最後の練習メニューなので力を最後まで出させる!

 

 

 ぶつかり稽古で強くなったと思っている。ほかの競技では模擬試合が最後の練習らしいが相撲の伝統の中ではぶつかり稽古が今も脈々と最後に行われている。