初めまして、M1のイツキです。関西出身で学部3年生の頃に西川先生の本に出会い、そこから西川先生にメールし、西川研究室にお邪魔しました。そこで『学び合い』をもっと深く知りたいと思い、大学院に入って現在は『学び合い』について勉強中です。
最近はタイトルのようなことを考えています。というのも、大学院で西川先生の授業を受けているのですが、よく西川先生が使う定型文として「詳しくは~っていう僕の本読んでよ」というのがあります。受講生から来る質問に対する答えは99.999%西川先生の書籍に書いてあるので、あらゆる質問は「本読んで」という4文字で即答できるのです。私も『学び合い』に関する質問を外部の方から受けて困った時は、この4文字で逃げ切りに成功しています。
で本題なのですが、時代の流れもあって本を読むという行為自体が廃れつつあるので、Youtube等のネットメディアのコンテンツを増やしてもっと『学び合い』の入り口を増やしたいなと考えています。
特に最近は「本を読んで」といっても、基本的に読んでもらえません。ライフスイタルが急速に変化しているからですね。個人のメディア媒体がスマホに変わり、自分に合わせたスタイルでメディアに接することができるようになったからです。例えば、私は教員採用において、世界史の勉強を全てyoutubeでこなしています。
Youtubeで学習することによって、「ながら作業でも聴ける」「倍速で学習できる」「巻き戻せる」といったメリットを得られることができます。今回のコロナウイルスによってこういった学習スタイルやライフスタイルはより普及することが考えられます。
なので、こういったライフスタイルが当たり前となった人にとって、本を読むという行為はもの凄くストレスを感じてしまうのですね。私も最近は生テレビを見ているとイライラしてしまいます。倍速できないからですね。録画した大河ドラマも全部2倍速です。『学び合い』的考え方から言うと、「本を読む分かる人間(イノベーターやアーリーアダプター)にアプローチしよう!」ということになると思いますが、アーリーアダプターでさえ本を読まなくなってきているなと思います。
なので、ライフスタイルの変化に合わせて、ある程度のことはネットメディアで『学び合い』を勉強できる環境を作りたいなと最近は考えています。
参考になるのは「コテンラジオ」という世界史系のラジオ形式のコンテンツです。Youtubeとpodcastで配信しています。
(podcast版)
イメージ的にはこんな感じで「学び合い』の入門からキャリア教育等多岐にわたって教育系のコンテンツを作ると面白そうだなと考えています。
他にはオリラジの中田敦彦のような一斉従業形式での講義を作るのも面白そうです。既にいくつか上がっていますが、昔の映像が多いので今風にリメイクですね。
で、最終的には西川先生の「詳しくは~っていう僕の本読んでよ」の定型文を「詳しくは西川研究室のYouTube見てよ」にしたいです。そうするとより多様なアプローチで『学び合い』を広げることができます。
とりあえず、私一人で考えても出てくるアイデアは知れているので、教員採用試験が終わったらゼミで皆さんに相談してみたいなと考えています。
また、このブログを読んだ方の中で「こういったものを作って欲しい!」といった意見があれば、facebookでコメントしていただけると嬉しいです。
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